平成27年9月4日の相談・業務
クレディセゾンに対する過払金返還訴訟の期日に出廷しました。本件訴訟については、リボ払い取引ではなく、一回払い取引についての事案で、最近クレジットカード会社が争ってくる事案です。
過払金は、原則として、最後に完済してから10年以内に請求しなければならないという決まりがあります。そこで、途中で完済している場合については、業者は完済した時点から10年を経過している分について、時効の主張を行ってきます。
もし一回払い取引について、業者の時効主張が認められてしまうと、過払金は大幅に減ってしまいます。当事務所では、同内容の他の案件について、勝訴判決を得ていますが、裁判官の判断によって、業者有利な判決が出てしまうこともありますので、注意が必要です。