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平成27年11月10日の相談・業務

過払金に関するお問い合わせがありましたが、途中で延滞があり、途中からアビリオ債権回収株式会社に権利が譲渡されて完済されたという内容でした。

債権回収業者に権利が譲渡されている場合は、過払金が発生することはありません。債権回収業者は、利息制限法に基づく計算をした金額でないと、権利を引き継ぐことができないからです。

アビリオは、主にプロミスの長期延滞になっている権利を引き継いでいる債権回収会社ですが、他にも、アコムの債権を譲り受けているアイ・アール債権回収株式会社等、消費者金融によって、色々な債権回収業者があります。

平成27年11月9日の相談・業務

マンション購入に伴う、登記費用の見積りに関する相談をいただきました。築年数が一定年数経過した古い物件については、登記にかかる税金が高くなりますので、合計金額がかなり高額に見えることがあります。

今回、こちらの見積りを提示させて頂いたところ、仲介業者さんから提示されていた見積りよりも低い金額でしたので、ご依頼を頂くことになりました。

登記費用は司法書士によってかなりの差が出ますので、金額に疑問を感じた方は、ご相談頂ければと思います。

平成27年11月7日の相談・業務

本日は、本人訴訟手続きの打ち合わせを行いました。当初はレイクのみの予定でしたが、今日付けで、同じ方のプロミスの取引履歴も到着しており、そちらの方も相当な過払金が発生しておりましたので、合わせて提訴することになりました。

平成27年11月6日の相談・業務

先日登記申請していた住宅ローン完済による抵当権抹消登記が完了していましたので、堺法務局に完了後の書類を回収しに行きました。登記件数が多い場合は、約1週間程時間がかかりますが、今回は、2日間で登記が完了していました。

本日は、主に過払金返還訴訟の準備書面に時間を費やしました。数年前までは、一度完済してから数年空いてから再度取引を再開しているという内容の、「取引の分断」という論点で争うことが多かったのですが、最近は、支払いを遅延したことに対する「遅延損害金」に関する論点で、貸金業者が争ってきています。

支払いを遅延した場合に、遅延損害利率で計算されてしまうと、過払金が大幅に減ってしまう為、原告の代理人としては、きっちり反論をする必要があります。今回は、ノーローンのシンキに対する訴訟でしたが、予想通り、遅延損害金に関する主張がありましたので、書面で反論をしました。

明日の土曜日も、別件でレイクに対する過払金返還訴訟(本人訴訟)の打ち合わせを行います。莫大な過払金が発生していますが、途中で支払いの遅延がある為、業者から主張されるであろう論点等の説明を行い、今後の方向性を話し合う予定です。

平成27年11月5日の相談・業務

過去にアイフルで、不動産を担保に取引をされたいた方から、過払金返還請求に関する相談がありました。

多くの場合、不動産を担保にする前に、カードローンでの契約で50万〜100万円までの借入れを行っていて、追加の借入れをする際に、不動産を担保にして限度額を200万〜500万に増やすという取引が多いです。

上記の場合、まず不動産を担保にする前のカードローンについて、過払金が発生する可能性があります。また、不動産を担保にした場合、100万円以上の借入れになると、利息制限法では15%が上限となります。

アイフルは、100万円以上になったにも関わらず、不動産担保取引で利息が20%になっていることもありますので、その場合は、不動産担保の取引についても過払金の請求が可能です。

平成27年11月4日の相談・業務

銀行からの紹介で、住宅ローン完済による抵当権抹消登記の依頼をお受けしました。ご夫婦共有の不動産でしたが、抵当権抹消の手続きにあたっては、お1人のご依頼だけで手続きは可能です。

本日は、主に裁判所へ提出する書類の作成を行いました。過払金返還訴訟の為、大阪地方裁判所堺支部に2件、岸和田簡易裁判所に3件、富田林簡易裁判所に1件の訴状を郵送。相続放棄手続きの為、大阪家庭裁判所に、5名分の相続放棄申立書類を郵送しました。

当事務所はアクセス便利な場所ですので、和泉市・泉大津・岸和田方面からも多くのお問い合わせを頂いております。近くに相談する事務所がない場合は、お気軽にご相談ください。

平成27年11月2日の相談・業務

アコム・プロミス・CFJ(旧ディック)・アプラスに対する完済後の過払金返還請求に関する依頼をお受けしました。完済から10年経過するか微妙とのことでしたので、すぐに調査を開始しました。

夜は、新規で債務整理の相談。状況をお伺いした限り、任意整理は難しそうでしたので、自己破産もしくは個人再生の手続きをご提案致しました。すぐには決めることはできませんので、一度じっくり検討して頂くことになりました。

ここ数年で借入れをした場合は、元々から利息が低い状態での借入れになっていますので、任意整理を行ったとしても、将来の利息を下げることのメリットはありますが、元金を減らすことは基本的にできません。

最近、相談を受けていると、銀行のカードローン1社だけで200〜300万円の借入れをしている取引を見かけますが、借入れ金額が多い業者を任意整理すると、毎月の支払額が跳ね上がってしまいますので、そういう場合には個人再生を利用して、元金を圧縮するという方法があります。

平成27年11月1日の相談・業務

債務整理のご依頼を2件受託しました。銀行のカードローン支払いを数回滞納すると、銀行は回収不能と判断し、保証会社(消費者金融等)から返済を受け、以後は保証会社が権利を引き継ぐことになります。

以前はあまり取立てが厳しくないことが多かったのですが、最近は、積極的に訴訟を起こしてくることが多くなっていますので、注意が必要です。

相談以外では、過払金のお渡しをしました。うち1件は、昨年の10月に受託していたクレディセゾンに対する過払金返還請求。一回払い取引に関する時効の論点があり、裁判で時間が1年近くかかりましたが、最終的にいい内容で和解となりました。

平成27年10月31日の相談・業務

イオンクレジットに関する過払金のお問い合わせがありましたが、取引開始が3〜4年前で、元々から法定利息(18%)でしたので、過払金は発生していませんでした。平成21〜22年くらいから契約をされた場合は、既に利息が下がった状態での契約になっています。

本日は、既に受任中の方にご来所頂き、訴訟手続きの説明をさせて頂きました。週明けに、複数の業者を相手に一斉に提訴する予定です。

平成27年10月30日の相談・業務

SFコーポレーション(旧三和ファイナンス)から、過払金の届出に関する書類が届きました。専門家に依頼されていない方は、直接自宅宛てに、書類が届くことになります。配当の見込みとしては1%前後とのことですので、100万円の過払金がある方でも1万円前後の見込みとなります。

本日は、新規で、債務整理(任意整理)の相談をお受けしました。毎年、この時期から年末にかけて債務整理の相談が急増します。年内にきっちり整理をしておきたいと考えられる方が多いのだと思われます。返済の為の借入れを繰り返していては永久に利息を払い続けることになりかねませんので、ご相談はお早めにされることをおすすめ致します。

平成27年10月29日の相談・業務

債務整理に関するお問い合わせが2件、過払金に関するお問い合わせが1件ありました。

今週の土日も債務整理の面談予定が入っていますが、まだ複数の空き時間がありますので、平日は仕事で相談に来られないという方もご相談頂ければと思います。

本日は主に、過払金の返還交渉をしました。交渉の結果、満足のいく回答が得られなかったものが多かったので、訴訟手続きに切り替えることにします。

平成27年10月28日の相談・業務

相続登記(不動産の名義変更)に関する相談がありました。大体どれぐらいの費用がかかるかという問い合わせでしたので、概算で費用をお伝えしました。費用の見積りは無料ですので、お気軽にお問い合わせ頂ければと思います。

その他は、過払金に関するご相談が2件ほど。いずれも完済してから10年経つか微妙とのことでしたので、早急に調査をする方がよいとお伝えしました。

司法書士に依頼された時点で10年経っていなければ間に合うと思ってらっしゃる方もいるのですが、依頼を受けて、取引履歴の取り寄せを行い、過払金の計算をして請求を行う時点で10年経過していれば時効となり、過払金は消滅します。

取引履歴の取り寄せは、早い業者であれば2週間程度で到着しますが、遅い業者であれば2ヶ月程度の時間がかかるところもありますので、注意が必要です。

平成27年10月27日の相談・業務

午前中は、CFJ合同会社(旧ディック・アイク)に対する過払金返還訴訟の為、堺地裁に同行しました。

裁判所から戻ってすぐに、債務整理の相談。相談の際、よく聞かれるのが信用情報(いわゆるブラックリスト)についてです。自己破産よりも、任意整理や個人再生をした方がよさそうと思われる方がいらっしゃいますが、任意整理や個人再生をした場合も、同じように「債務整理」という情報が登録されます。

また、数回の延滞があった場合等についても信用情報に「延滞」という情報が登録され、延滞解消から数年間は登録されることになります。

平成27年10月26日の相談・業務

プロミス、ポケットカード(旧マイカル)に関する完済後の過払金返還請求の依頼をお受けしました。過払金の依頼をお受けした場合、過去の取引履歴の取り寄せを行うのですが、ポケットカードについては、1〜2ヶ月程度の時間がかかります。

他に、SFコーポレーションから届いた書類に関する相談をお受けしました。急に書類が届いて、あやしいと思われる方が多いと思いますが、SFコーポレーションは、昔の三和ファイナンスという消費者金融が名前を変更している会社です。

三和ファイナンスで過払金が発生している方に、書類が随時送られてきていますので、書類に必要事項を記入し、郵送して頂ければ、わずかですが、過払金が返還されます。三和ファイナンスだけしか取引をしていなかったという方はほとんどおられないと思われますので、過去に他の業者で取引をしていた方は過払金が発生している可能性があります。

午後からは、先日受任した相続登記の申請の為、堺の法務局に。申請後は、某銀行に出向き、後日申請予定の根抵当権の債務者変更登記の打ち合わせを行いました。

平成27年10月25日の相談・業務

朝一番で、債務整理に関する依頼をお受けしました。面談による聞き取りを行った結果、任意整理で進めることになりました。任意整理の場合は、基本的に将来の利息をカットしてもらうよう交渉し、3〜5年程の分割払いで元金をお支払い頂くことになります。

最近の債務整理の傾向としては、銀行のカードローン及びクレジットカードでの買い物(リボ払い)の利用が多い印象です。消費者金融に関しては、年収の3分の1以上の貸付けができないのに対して、銀行はそのような制限がありません。また、クレジットカードでの買い物に関しても、規制の対象外であることから、利用者が多いのだと思われます。

相談を受けていると、「銀行の返済は毎月1万円だから問題ありません」という話しをよく聞きますが、仮に50万円の借入れ(法定利息の18%で計算)をし、毎月1万円ずつの返済を続けた場合は、返済期間が7年半にも及び、返済総額が約93万円、利息として約43万円も支払うということになります。

利息の計算PDF

ちなみに、上記の計算は、追加の借入れを全くしなかった場合の計算ですので、途中で追加借入れを行った場合は、さらに利息が50万、60万と膨れ上がることになります。

平成27年10月24日の相談・業務

プロミス・レイクに対する完済後の過払金返還請求の依頼をお受けしました。

取引開始が平成13年頃で、途中の完済もなく、2年程前に完済とのことでしたので、結構な過払金が出ていそうです。アットローン(現在はプロミスに吸収されています)という業者でも取引をされていましたが、アットローンについては、元々法定利息内で貸付を行っていた業者ですので、過払金が発生することはありません。

他に、現在取引中の方から、過払金があるかどうかの問い合わせがありました。取引開始が平成23年からとのことでしたので、過払金の見込みはなさそうとお伝え致しました。

大体の目安として、取引開始が平成21年以降であれば、利息が下がった状態での取引になっていますので、過払金は発生する見込みはほとんどありません。

平成27年10月23日の相談・業務

朝一番で、相続登記(マンションの名義変更)に関する依頼をお受けしました。公正証書ではなく、自筆で書かれている遺言書の場合は、裁判所で検認手続きが必要となります。

面談が終了してから、堺簡裁に出廷。ノーローンのシンキに対する過払金返還訴訟の第一回期日でした。最近どこの業者も主張してきている、「遅延損害金」についての論点が含まれています。元々は、アイフルがさかんに主張してきていた論点ですが、最近は、CFJやレイク、アコムについても主張をしてくるようになっています。

業者はあの手この手で、過払金の返還を少なくしようとし、新たな主張を考えてきます。数年前までは何事もなくすんなりと返還されていた過払金が、時間の経過によって、返還額が激減するケースもありますので、早めに手続きをすることが重要です。

平成27年10月22日の相談・業務

堺簡裁に訴状を3件、地裁の堺支部に訴状を2件提出、奈良簡裁に訴状を2件郵送しました。まだ作成する必要のある訴状が10件ほどたまっていますが、とりあえず出せる分だけ提出しました。

裁判所の用事が終わってからは、堺の法務局に相続登記と抵当権抹消登記の回収。会社設立の登記も完了していたので、印鑑カードを交付してもらい、謄本等の取得を済ませました。堺は法務局と裁判所がすぐ近くなので便利です。

午後は、債務整理に関する相談をお受けしました。電話での簡単な聞き取りでは、任意整理でいけるか自己破産になるかの判断ができませんので、後日、来所頂いた上で相談をお伺いすることになりました。

平成27年10月21日の相談・業務

過去に受任したことのある方から、追加で過払金返還請求に関する依頼をお受けしました。追加業者は、セディナ(ダイエーのOMCカード)、三菱UFJニコス(旧日本信販)でした。

最近、数年前に手続きをしたから追加の相談を頂くことがあるのですが、この数年間の間に、完済から10年経過してしまうケースもありますので、なるべく早めに相談頂ければと思います。

その他、過払金に関するお問い合わせが2件ありました。そのうち1件は、既に完済から10年経過しているということで、請求できない旨をお伝えし、もう1件については、取戻し可能な内容でしたので、今週の土曜日にご来所頂くことになりました。

平成27年10月20日の相談・業務

本日は電話も少なく、外出予定もなかったので、主に書類作成を行いました。

クレジットカード会社に対する過払金返還訴訟の訴状を4件分と、相続登記に必要な遺産分割協議書等を作成しました。近々、消費者金融に対する訴状もまとめて作成する予定です。

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